お風呂上がりは無防備な体
冬になると乾燥して痒くなるから体にもクリームを塗る、いまや当たり前になっています。
ところが夏の紫外線も乾燥の原因なので夏でもぜひボディケアは大切に行うべきなのです。
一番体が守られていないのはお風呂上がりです。
お風呂で体を洗うことで必要な皮脂まで洗い流してしまうからです。
目の粗い浴用タオルも肌に良くないですし、また、お湯は水よりも肌を乾燥させます。
できればすぐに肌を守るために保湿クリームを塗りましょう。
オーガニックのほうが肌に浸透がよく、無駄なベタつきがありません。
ベタつかないクリーム選び
オーガニック保湿クリームは比較的ベタつきが少ないものが多いと言われています。
それは肌にすぐ馴染むからです。
とはいえ、オーガニック保湿クリームにも油分の多いものと少ないものがあります。
テクスチャーのゆるいもののほうが油分が少なくなっています。
寝る前に衣類につくのは嫌だ、というかたは油分の少ないものがいいでしょう。
体の部位によって使い分けるのもいいかもしれません。
下着などの摩擦の多い箇所は肌荒れしやすいので油分の多めのものを、逆に皮脂腺の多い背中などは少ないものを使うといいでしょう。
水分をいかに蒸発させないか
お風呂から出て約15分後には肌の水分が失われ始めると言われています。
できればその前に保湿クリームを塗ったほうがいいでしょう。
そしてまた、より保湿クリームを効果的に活用する方法があります。
お風呂上がり、体を拭かずに濡れたまま保湿クリームを塗るのです。
皮膚にまだ水分が残っているのでクリームの伸びがよく、少量で行き渡ります。
また、オーガニック保湿クリームであれば水分とともに天然成分が肌に浸透し、よりみずみずしく保湿効果が上がるでしょう。
残った肌の水分を拭くときはタオルで決してこすらずに軽くたたくように水分をタオルに吸収させます。
そうすると肌に塗った保湿クリームをぬぐい去ることなく水分だけが取り除けます。
腕や足などは肌のキメが意外と目立ちます。
お風呂上がりのケア一つでキメが細かくなり、すべすべした肌が保てるでしょう。